ジュエリーオークションZEROとは?

10年以上前からバックや財布などのブランド品を中心に「オークションゼロ」という2次流通の市場主を行っておりました。2次流通とは新品や中古問わず、買い取り業者を通じて売却された商品を業者間で取引する為に売買される場所の事です。

オークションゼロでも当初からブランドがある時計やリングなどの取り扱いがありましたが、2018年頃から貴金属の値動きが激しくなると共に、金の価格が10年前と比べて数倍の価値に値上がりし、当市場にも貴金属の買取業者様が参加される事が多くなり、同時に出品者も増えていきました。

結果、本来のオークションゼロのバイヤー、出品者とは交わらない売り買いする層が派生する事になり、2019年からオークションゼロを、「ジュエリーオークションZERO」「ブランドオークションZERO」「HBオークションZERO(主に道具や雑貨)」「アパレルオークションZERO(洋服を中心としたアパレル関係)」これら4つの市場に分割し、出品者、参加者も増えた事から新横浜に常設会場を作り、毎日何かしらのオークションが開催されている形へ形態変更を行いました。

2020年8月現在、貴金属に関しては新型コロナウイルスの影響も無く出品数、落札数、共に増加と一途を辿り、売り方、落札方法をブラッシュアップしながら規模を拡大しています。
過去参加頂いた方は、今一度参加してみて下さい。(もうリングを投げたりしません!笑)

オークションには大会と平場の2種類あります。

ZEROは平場タイプのオークション(古物市場)となります。

大会とは、事前に金額の無い出品リスト提示があって現物確認後、システマチックに落札が行われる為、1回に数千点、または数千万円超える仕入れに最適ですが、強い相場感を有していないと入札が困難です(高値掴みしやすい形式ですが、大量仕入れを目的とした方には大変適した市場形式と言えます)。また、大会形式は出品者には非常に不利で、オークションの数週間前に販売予定の品物を市場に提出しておく必要がある為、在庫の回転率が低下し、即時現金化が難しい形式と言えます。

当オークションの平場形式は数百点以下の落札、経験が浅い方に有利な参加形式です。これは、真贋や状態チェックの目利きオークション玄人と経験の浅い方が一緒に市場に参加して競り合う形の為発生する形式によるメリットです。つまり、市場慣れした熟練したバイヤーが適正価格で競り合うので、その価格帯で入札すると、その商品が高いか安いかよく解らなくても、素人でも「大体、適正価格で買えてしまう」と言う構造的なメリットが存在する訳です。

上記の通り、一度に数千点以上の仕入れを行いたい人は大会市場形式。
1回の仕入れが1点から数百点までの人に適したのが平場形式となります。
尚、平場の特性上、競(セリ)なので慣れてくると、たまに超お得な買い付けが出来る事がある(不思議と入札者が少ない商品がある為)。逆に競が白熱する(入札者が多い)と高値で取引される事があります。これは、出品者には平場は有利で、且つ在庫の回転数を上げられるなどのメリットがあります。

会場見取り図